2002年、小泉首相が北朝鮮で金正日(キムジョンイル)総書記と日朝首脳会談を行ない、平壌(ぴょんやん)宣言を発表する。
【暗記用俳句】 ♪小泉が マジ(02)で北行き 初会談
日朝首脳会談とは?
日朝首脳会談(にっちょうしゅのうかいだん)は、日本と北朝鮮(きたちょうせん)の首脳(しゅのう)が直接対話を行なう重要な機会であり、特に2002年と2004年に行なわれた2回の会談が注目されている。
1回目(2002年9月17日)
参加者
日本の小泉純一郎(こいずみじゅんいちろう)首相と北朝鮮(きたちょうせん))の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長。
場所
平壌(ピョンヤン)の百花園招待所(ペクファウォンチョデソ)。
主な成果
金正日(キム・ジョンイル)が日本人拉致(らち)を認め、謝罪(しゃざい)した。
日朝平壌宣言(にっちょうピョンヤンせんげん)に署名し、国交正常化交渉(こっこうせいじょうかこうしょう)を再開することに合意した。
拉致被害者(らちひがいしゃ)5人が日本に帰国した。
この会談は、日朝関係(にっちょうかんけい)の改善に向けた大きな一歩とされ、特に拉致問題(らちもんだい)が大きく取り上げられた。
2回目(2004年5月26日)
参加者
再度小泉純一郎(こいずみじゅんいちろう)首相と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長。
場所
平壌(ピョンヤン)の大同江(テドンガン)迎賓館。
主な成果
拉致問題(らちもんだい)や核・ミサイル問題について議論し、日朝平壌宣言(にっちょうピョンヤンせんげん)が基礎であることを再確認した。
拉致被害者(らちひがいしゃ)の家族の帰国についても話し合われた。
その後の日朝首脳会談は?
この会談以降、日朝首脳会談(にっちょうしゅのうかいだん)は実現しておらず、拉致問題(らちもんだい)も未解決のままとなっている(2024年現在)。
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